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ドルト“10番”の後継者にEURO芸術弾のスイス代表MFが浮上 香川ら2列目の競争激化へ
EUROでオーバーヘッド弾のシャキリ獲得の可能性を、英紙が報じる
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが、ストーク・シティのスイス代表FWジェルダン・シャキリを獲得する可能性が浮上している。英地元紙「ストーク・センティネル」が報じている。
ドルトムントはマンチェスター・ユナイテッドに移籍した、昨季ブンデスリーガのアシスト王で10番を身につけていたアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの後継者として獲得を切望しているという。
シャキリは欧州選手権グループステージのポーランド戦後半37分に、華麗なオーバーヘッドキックでゴールを決めていた。試合は1-1に終わり、チームもPK戦の末に敗れたものの、大会屈指のビューティフルゴールで強烈なインパクトを与えていた。
かつてバイエルン・ミュンヘンに所属していたシャキリは、右サイドを主戦場にトップ下などを兼務。右サイドからのカットインは威力抜群で、ムヒタリアンの後継者として適任と言える。その一方で、トップ下でもプレー可能なため、香川にとってはポジションを争うライバルになる可能性もある。
バイエルンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ獲得で合意に達したとレポートされている現状で、香川はブンデスリーガ公式サイトの記事ではトップ下のスタメンとして予想されていたが、連続補強が実現すれば熾烈なポジション争いに巻き込まれるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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