村井チェアマン、スーパー杯制覇の浦和に期待 「アジアで戦うことへの可能性を大きく感じさせてくれた」

村井満チェアマン【写真:Getty Images】
村井満チェアマン【写真:Getty Images】

新シーズン初戦は浦和が2-0で川﨑を撃破

 Jリーグは2月12日、シーズン幕開けを告げる富士フイルム・スーパーカップを日産スタジアムで開催。天皇杯王者・浦和レッズがJリーグ王者・川崎フロンターレを2-0で下し、2006年以来2度目となる大会制覇を果たした。村井満チェアマンは試合後、「浦和は高いパフォーマンスで今シーズンの大きな期待を抱かせてくれた」と話した。

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 試合は前半7分、浦和はDF酒井宏樹のクロスをFW江坂任が流し込んで先制。1点リードで折り返し、後半36分にもカウンターを発動。右サイドでFW明本考浩がボールをキープすると、中央から駆け上がってきた江坂がワンタッチで相手DF谷口彰悟を外して左足で低い弾道のシュートを流し込み、2-0とリードを広げて勝負を決めた。

 この試合には1万8558人のファンが駆け付けた。村井チェアマンは新型コロナウイルスの感染防止対策について、「今回は(当日検査)1000枚のチケットを発券し、検査を踏まえて陰性が905名、陽性が2名だった。陽性の方はその場でお伝えして、医療機関の受診をお勧めしてお帰りいただく形になった」と振り返った。

 また試合内容に関しては、「試合そのものは両クラブがキャンプを終え、完成度の高い仕上がりを見せてくれたと思う。川崎をどのように追随するかが見どころの1つだったが、浦和も高いパフォーマンスで今シーズンの大きな期待を抱かせてくれた。アジアで戦うことへの可能性も大きく感じさせてくれた。今回の大会はまん延防止等重点措置の中、2万人を下回る中での開催。2年間の応援スタイルも定着し、安全なスタジアムでの運びになった。当日の検査で入場するオペレーションもさせてもらった。こうしたオンサイトでの検査が有効かシミュレーションさせてもらった。多くの協力をいただき、様々な知見を得られた。今後の社会活動に還元したい」と語った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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