クロップ監督、プレミアデビューのルイス・ディアスに驚嘆 「非常に自然にやっていた」
ルイス・ディアスは素早いアジャストでアピール
イングランド1部リバプールは現地時間2月10日、ホームでのプレミアリーグ第24節でレスター・シティと対戦。ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの2ゴールの活躍もあり、2-0で勝利した。冬の移籍市場でポルトから加入したばかりのコロンビア代表FWルイス・ディアスが先発出場してプレミアデビューを飾ったが、試合後、ユルゲン・クロップ監督は新加入のアタッカーを称賛した。英紙「メトロ」が報じている。
FAカップ4回戦のカーディフ戦(3-1)でリバプールでの公式戦デビューを果たしていたルイス・ディアスは、リーグ戦レスター戦でも先発で起用されると、後半45分までプレーした。前半から鋭いプレッシングや相手のマークを外す動きでレスターのDFを苦しめ、早くも高い評価を得ている。
クロップ監督は試合後の会見で、リバプールで2試合目を終えたばかりのルイス・ディアスが、長くチームにいた選手のようだと指摘されると、「私にとっても驚きだ」と、早い適応に驚嘆した。
「彼は練習の時から、そのように見えていたから、『OK、それなら試してみよう』ということになった。多くの状況に彼を試してみたが、非常に自然にやっていたと認めざるを得ない。本当に早く、前半は突出していて、とても印象的だった。彼はさまざまな場面で良いプレーを見せた。とても、とても良いパフォーマンスだった」
日本代表MF南野拓実は、ルイス・ディアスとの交代でピッチに立った。英地元紙「リバプール・エコー」は、この試合の選手採点で、ルイス・ディアスに「7点」の評価を与え、プレミアリーグデビュー戦でのパフォーマンスを高評価。一方、出場時間が短かった南野については、採点はなく、寸評には「Hi there(やぁ、どうも)」とだけ、触れられている。
タイトル争いに向けて戦力を充実させることに成功したリバプールだが、これまでも出場機会を得ることに苦しんでいた南野にとっては、さらに難しい状況になったと言えそうだ。