京都FW武富孝介、古巣・浦和との開幕戦に闘志 「サンガスタイルで正面からぶつかっていく」
怪我でリーグ戦8試合の出場に終わった昨季の悔しさを胸に、名誉挽回を期す
J1に昇格した京都サンガF.CのFW武富孝介は、2月10日にオンライン取材に対応。怪我に苦しんだ昨季を受け、新シーズンは「チームがJ1で躍進していくなかで貢献したい」と力強く語った。
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浦和レッズから移籍した昨季は、副キャプテンの1人を任されながら、ふくらはぎの肉離れを繰り返してしまい、12年ぶりのJ1昇格に沸いたチームにあって、リーグ戦10試合の出場で1ゴールという悔しい結果に終わった。
武富は「去年はコンディションが整わず、チームに貢献できることも少なかった」と振り返りつつ、来たる2022年シーズンに巻き返しを誓う。
「今年はしっかり自覚を持って、京都サンガのためにいいプレーをしないといけない。チームがJ1で躍進していくなかで貢献したい」
湘南ベルマーレ時代にも武富を指導した曺貴裁監督は、「去年は副キャプテンという立場のなかで悶々とした日々が続くことも多かったと思います。それが彼のサッカーキャリアにおいて必要な経験だったかもしれない。怪我をしないことが目的ではなく、良いコンディションで毎日を過ごして、その延長線上に試合があるのが選手としてあるべき姿。一喜一憂せず続けていってほしい」とメッセージを送る。
京都は今オフ、FW大前元紀、FW山﨑凌吾、FWマルティノスらが加入。武富は「例えば(大前)元紀くんはキックがうまいし、足元の技術が高くてラストパスも出せる。前の選手としては動きやすい」と新戦力を歓迎しつつ、「自分は今まで、大事なところで点を取ってきたつもりです。攻撃的な選手だし、ゴールに向かってプレーしている時が調子はいい。ゴール前でのアイデア、ラストパス、ゴールで違いを出していきたい」と自分の特徴で勝負することを誓う。
2月19日の開幕戦で対戦するのは古巣の浦和。「正々堂々と、京都らしく、サンガスタイルで、正面からぶつかっていくだけ。自然と力が入るし、早く試合がしたい。ワクワクしています」と語る武富がどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)