7秒間の衝撃 アーセナルFW、連続ファウル判定での珍退場に英驚愕「奇妙なレッドカード」
ガブリエウ・マルティネッリがウォルバーハンプトン戦で珍しい形で退場
イングランド1部アーセナルのブラジル人FWガブリエウ・マルティネッリは、現地時間2月10日のプレミアリーグ第24節ウォルバーハンプトン戦(1-0)で、珍しい退場処分を受けた。
敵地に乗り込んだアーセナルは前半25分にコーナーキックからDFガブリエウ・マガリャンイスが押し込んで先制。この1点を守り切って勝ち点3を獲得した。
そのなかで、後半24分にマルティネッリが同時に2度の警告を受ける珍しい形で退場処分となる一幕があった。
20歳のブラジル人FWは左サイドでボールを失い、ウォルバーハンプトンのスローインになった場面で、素早くリスタートしようとしたスローワーのFWダニエル・ポデンセを手で押して妨害。ボールはウォルバーハンプトンの選手に渡ったため主審はアドバンテージをとってプレーを続行させたが、守備に戻ったマルティネッリが今度はFWシキーニョを背後からのチャージで倒した。
この間、わずか7秒間。マイケル・オリバー主審はここでスローインの妨害と背後からのチャージで倒したプレーのそれぞれに対してイエローカードを提示し、マルティネッリを退場処分とした。この珍しい場面について、英紙「デイリー・ミラー」は「奇妙なレッドカード」と報じている。
アーセナルのミケル・アルテタ監督も「この国に来て18年になるが見たことがない」とコメント。さらにマルティネッリは自身のツイッターで「あのレッドカードは受け入れられない」と不満をこぼしていた。チームは勝利を収めたが、マルティネッリにとっては後味の悪い試合となったようだ。
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