レアルの来季構想プラン、久保建英の復帰は? 現地指摘「売却を考慮に入れる可能性」
レアルの来季構想へ現地注目、久保の動向にも言及
レアル・マドリードの来季構想プランを巡り、現地メディアはマジョルカへ期限付き移籍している日本代表MF久保建英の処遇について言及。今季公式戦16試合2得点の成績にとどまっている状況を踏まえ、「クラブは選手の売却を考慮に入れるかもしれない」と指摘している。
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久保は2019年夏にスペインの名門レアルと契約。その後は2年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと期限付き移籍を繰り返し、昨夏にマジョルカへ再レンタルした。慣れ親しんだクラブでは主力の扱いながらも、怪我により数か月離脱した影響もあり、今季公式戦16試合2得点、リーグ戦では13試合1得点にとどまっている。
昨年12月4日のリーグ第16節アトレティコ・マドリード戦(1-0)で決勝点をマークし、今年1月15日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦のエスパニョール戦(2-1)では鮮やかなFK弾を叩き込むなど、随所で輝きを放ってはいる。それでも、全体的な印象として現地では“インパクト不足”と捉えられているようだ。
スペインメディア「ドン・バロン」は、レアルの来季(2022-23シーズン)構想プランに注目した記事の中で、久保の動向へ言及している。レンタル選手としては久保のほか、ACミランへ期限付き移籍中のMFブラヒム・ディアスに焦点を当て、「マラガ出身の選手(ディアス)だけが前向きなもの」と指摘。久保については「22-23シーズンのチームで居場所を得ることができるかについては遠くなっている。個人的な状態を変えなければ、クラブは選手の売却を考慮に入れる可能性もある」とも綴っている。
レアルは来季に向け、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得が既定路線と伝えられ、ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得の可能性も噂される。現チームのエース・フランス代表FWカリム・ベンゼマや今季絶好調のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールも健在となるなかで、久保は“銀河系軍団”へ帰還するシナリオを描けるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)