京都新加入のアピアタウィア久、浦和の「親友でありライバル」とかわした約束は?
昨季仙台で29試合に出場し、新シーズンから曺監督の下で再びプレー
J1に昇格した京都サンガF.C.に加入したDFアピアタウィア久は、2月10日にオンライン取材に対応。2022年は「自分の名前が日本に知れ渡るくらいの活躍をしたい」と大きな目標を掲げた。
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アピアタウィア久は流通経済大に在籍していた2020年、翌シーズンのベガルタ仙台への加入が内定。同年はJFA・Jリーグ特別指定選手に登録され、Jリーグデビューも果たした。
仙台に正式加入した2021年シーズンは、身長191センチの上背を生かしたディフェンスと精度の高いパスを武器に、リーグ戦29試合に出場してプロ初ゴールも記録した。
新シーズンから京都に加入したなか、流通経済大時代に当時コーチとして指導を受けた曺貴裁監督と共闘することになった。指揮官からは、「センターバック(CB)はミスしないことも大事だけど、安パイなプレーだけじゃなくて、際どい縦パスを通したり、挑戦的なプレーもするように」と言われているという。
京都が今年掲げるチームスローガンは「S Adventure」。ラインを上げ、ゴールにもっと人が流れ込んでいくようなフットボールを目指す。アピアタウィア久は、「ラインの上げ下げを意識してできています。開幕戦120パーセントで、全員で勝ちに行けるように準備していきたい」と意気込む。
2月19日にホームで行われる開幕戦の相手・浦和レッズには、流通経済大で切磋琢磨したMF伊藤敦樹が在籍している。よく連絡を取り合うという「親友でありライバル」とは、“ある約束”をかわしたという。
「寮生活に4年間一緒に過ごして、トップチームで2年間センターバックのコンビを組んでいました。休みの日も遊びに行ったり、ずっと一緒にいたので仲がいい。開幕戦でお互いにスタメンで出て、ユニフォームを交換しようと約束しました。浦和はポゼッション主体のチーム。相手に自由にポゼッションをさせないように前からガンガン行って、ボールを奪えればいいなと思います」
2022年は、「自分の名前が日本に知れ渡るくらいの活躍をしたい」と目標を掲げたアピアタウィア久。新天地・京都での活躍に期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)