リバプール南野らへの“重圧”「理想的な状況」 闘将キーン、熾烈な序列争いへ持論
サラー、マネの帰還&新戦力ディアス加入、南野らへのプレッシャーへロイ・キーン氏言及
イングランド1部のリバプールは、冬の移籍市場でFCポルト(ポルトガル)からコロンビア代表FWルイス・ディアスを獲得した。チームの選手層が厚くなる状況を受けて、元アイルランド代表MFで、解説者のロイ・キーン氏は、日本代表MF南野拓実やイングランド人MFハーヴェイ・エリオットに忠告を送っている。英メディア「HITC」が報じた。
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リバプールはアフリカネーションズカップに参加していたエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネの主力2選手がチームへ復帰。さらにトッテナムもオファーを出していたディアスをチームに迎え、アタッカー陣の層を厚くした。
南野とエリオットは、FAカップ4回戦のカーディフ・シティ戦(3-1/2月6日)で、それぞれゴールを記録した。南野のゴールは、この試合がリバプールデビュー戦となったディアスからのお膳立てを受けたもの。コロンビア人アタッカーが上々のデビューを果たしたことで、出場機会を争うことになる南野やエリオットにはプレッシャーがかかるかと問われたロイ・キーン氏は、それがビッグクラブには重要なことだと語っている。
「それが求められるものなんだ。ユルゲン・クロップにとって、理想的な状況だ。彼らに対して、常にプレッシャーをかけなければいけない。ビッグクラブでプレーするということは、そのクラブにおけるポジションを奪いに、新しい選手がチャレンジしに来るということだ。チーム内の競争、それが最も重要なポイントだ」
当初、サラーとマネが揃って不在になる期間、リバプールがどうなるか不安視されていた。しかし、リバプールはこの期間の公式戦を5勝1分の無敗で乗り越え、選手層の厚さを示した。チーム内の競争が活性化している理想的な状況にある今のリバプールは、果たして2年ぶりのプレミア制覇へ接近できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)