玄人好みな“EUROベストゴール”に世界中から異論噴出! 「最大の失望」「こんな平凡なのが?」
ハンガリー代表ジェラの一撃が選出 「最上級のレベル」と絶賛する声も
欧州選手権(EURO)の大会ベストゴールに異論が噴出している。大会公式サイト上で発表された「ゴール・オブ・ザ・トーナメント」に選出されたのは、意外なゴールだったからだ。
大会ベストゴールに選出されたのは、ハンガリー代表MFゾルタン・ジェラがグループステージのポルトガル戦の前半19分に決めたゴールになった。ペナルティーアーク付近にいたジェラのもとに浮き球でのこぼれ球が飛んでくると、難しいショートバウンドに合わせて左足を振り抜き、ゴール右へ低弾道の強烈な一撃を決めている。
もちろん、これはこれで素晴らしいゴールであり、元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏も「パワーと正確さは最上級のレベルだ」というコメントを寄せているが、非常に玄人好みと言うべきか、有り体に言えば“地味”な一撃が選出された感は否めない。
最終ノミネートとなった他の3ゴールは、スイス代表FWジェルダン・シャチリの華麗なオーバーヘッドキック、ウェールズ代表FWハル・ロブソン=カヌの鮮やかなクライフターンからのゴール、クロスバーよりも高い位置でボールをヒットしたとされるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドによる“エアー・ロナウド”のヘディングシュートだった。
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