「マルセイユ、努力をするんだ!」 アフリカ制覇に酔うマネ、冗談交じりに憧れのクラブにメッセージ
マネが子どもの頃から憧れのクラブであるマルセイユへメッセージ
セネガル代表は、現地時間2月6日に行われたアフリカネーションズカップの決勝で、エジプト代表にPK戦の末に勝利し、初めてアフリカ王者となった。その中心選手でもあるイングランド1部リバプールに所属するFWサディオ・マネは、優勝を祝う席で、冗談交じりに移籍願望を口にした。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
120分を終えても0-0のまま、決着のつかなかったアフリカネーションズカップ決勝。PK戦でセネガル代表の5人目のキッカーとして登場したマネは、ゴール左にシュートを決めて母国を悲願の初優勝に導いた。
今大会を通じて、3得点2アシストを記録したセネガルのエースは、試合後にフランス1部マルセイユに所属するMFパペ・グイエに、彼の所属するクラブに加入するかを問われると、「マルセイユ、努力をするんだ! 金を持ってくれば、僕は行くよ! 移籍金を支払わないといけないが、それができれば僕は行くよ!」と、笑いながら冗談を飛ばしていた。
マルセイユは、マネにとって子どもの頃からの憧れのクラブ。2018年に行われたインタビューでは、当時もマルセイユの試合をチェックしていることを明かしていた。
すぐにリバプールへ戻り、2月10日のリーグ第24節レスター・シティ戦にも出場の期待がかかるマネだが、移籍専門サイト「Transfermarkt」によると、2023年6月までリバプールと契約を結んでいるマネの市場価格は8000万ユーロ(約106億円)。その金額を提示されても、ユルゲン・クロップ監督は、2016年にサウサンプトンから加入し、公式戦244試合で107得点を挙げている29歳のクラブの中心選手を手放すかは、疑わしいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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