負傷離脱のイブラヒモビッチ、復帰延期の可能性 「深刻さが増している」と伊報道
コッパ・イタリアのラツィオ戦、リーグ戦サンプドリア戦も欠場する見込み
イタリア・セリエAでタイトル争いを繰り広げている名門ACミランは、精神的な支柱でもある元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの復帰が当初の予定よりも遠のく見込みだという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」などが報じている。
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開幕してすぐの昨年10月に40歳を迎えたイブラヒモビッチは、アキレス腱に不安を抱えて開幕からしばらく欠場したが、その後は貴重な経験をチームに還元しながらシーズンを戦ってきた。常にフル出場というわけにはいかなくなってきたが、リーグ戦で15試合出場8ゴールと、ほぼ2試合に1ゴールのペースでチームに得点をもたらしている。
しかし、1月23日のユベントス戦(0-0)の前半に再びアキレス腱を痛め負傷交代すると、2月5日の首位決戦となったインテルとの“ミラノ・ダービー”を欠場。当初は、このゲームに戻れるかもしれないという声もあったくらいだが、状況は変化したようだ。
「6日の時点で、ズラタンはジムで別行動をとっていた。ユーベ戦で交代を余儀なくされた腱の問題は、それほど深刻ではないと思われた。ところが、深刻さが増してきている」
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は9日に行われるコッパ・イタリアのラツィオ戦、さらに13日のリーグ戦サンプドリア戦も欠場する見込みと報じている。
勝ち点53のインテルが首位、2位のナポリと3位ミランが勝ち点52という熾烈な上位争いのなかで、経験を武器にチームへの落ち着きと貴重なゴールをもたらすカリスマストライカーがいつ復帰できるのか。ミランにとっても重要なポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)