なでしこJ、アジア杯ノックアウトステージ「通信簿」 3連覇逸の采配へ低評価、最も収穫があった最高評価「7.5」の選手は?
隔離明けのエース岩渕はキレを欠く、池田監督の采配は低評価
【FW】
9 菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース)【7】
タイ戦では、スクランブル出場から4得点、2アシスト。点で合わせるゴールから、豪快なシュート、隅田の初ゴールをお膳立てした優しいパスと、無双の働きをした。中国戦に出場できなかったのが惜しまれる。
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10 岩渕真奈(アーセナル/イングランド)【5.5】
隔離明けの低コンディションで、インドの芝にも苦しめられ、いつものキレはなかった。それでもボールが集まるあたりにチームメイトの信頼を感じる。タイ戦では宮澤の代表初ゴールをアシスト。中国戦でも植木の先制点を呼び込む起点になった。
11 田中美南(INAC神戸レオネッサ)【-】
タイ戦に懸ける思いは強かったはずだが、試合の序盤に負傷交代。悔しい思いは次回に。
19 植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)【7.5】
今大会では、ゴールを重ねるごとに自信を深めていった。中国戦では、価値ある先制点&勝ち越し点をゲット。敵味方が疲れた延長戦で、長谷川との連係からチームにスイッチを入れた。敗戦の中にも、最も収穫の多かった選手だろう。
池田太監督【5.5】
女子W杯の切符が懸かったタイ戦では、スムーズな連係が期待できる選手を並べて、しっかり出場権を確保。短い準備期間でノルマは果たした。中国戦は、控えFW陣の負傷も影響したか、交代は3枚にとどまり、2度のリードを守り切れずに敗戦。頂点までの道筋が見えていただけに勿体なかった。