セルティック監督、“ループ弾”の前田大然を絶賛 日本時代から信頼「エネルギーを与えてくれた」
マザーウェル戦にスタメン出場した前田が1ゴールで4-0勝利に貢献
スコットランドの名門セルティックに冬の移籍市場で加入した日本代表FW前田大然は、現地時間2月6日のリーグ第25節マザーウェル戦にスタメン出場すると1ゴールをマーク。チームの4-0勝利に貢献し、アンジェ・ポステコグルー監督は「エネルギーを与えてくれた」と評した。スコットランド紙「デイリー・レコルド」が報じている。
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前田は左ウイングで出場。後半のシステム変更でセンターフォワードにポジションを移して迎えた同26分にチャンスが訪れる。ハーフウェーライン後方からの縦パスに抜け出した前田はファーストタッチでスピードに乗り、内側から付いてきた相手DFをカットインでかわす。そのまま左足シュートを選択すると、相手DFのブロックした足に当たったボールは大きく跳ね上がり、ループシュートのような形でゴールに吸い込まれた。
冬の移籍市場で横浜F・マリノスから移籍した前田は、1月17日のリーグ戦ハイバーニアン戦でデビューして1ゴール。22日の国内カップ戦にも出場した後に日本代表のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のメンバーに選出されて合流した。
2月1日のサウジアラビア戦に途中出場した翌日のリーグ戦、レンジャースとの“オールドファーム”にも途中出場し、このマザーウェル戦にはスタメン出場と、ポステコグルー監督の不可欠な戦力であることが示されている。
ポステコグルー監督は「私たちにとって重要なのは、自分たちのサッカーを向上させ続けることであり、それは実現している。そしてシーズンの終わりまで、それを続けていくしかない。順位は自分で決めるものだ」とコメントした。
そのうえで前田については「大然も、ここ数試合は出場していなかったが、エネルギーを与えてくれた」と称えた。
横浜FM時代に指導を受けたポステコグルー監督からすでに信頼を獲得している前田は、チームの重要な戦力としての地位を確立し、2度目の海外挑戦は素晴らしいスタートを切っていると言えそうだ。