リオ五輪へ絶好調! OA参戦のレッズ興梠が敵地仙台戦で“2つの呪い”を破る決勝弾
リーグ10得点目で5年連続の二桁ゴール達成
興梠はこの日のゴールで今季のリーグ通算10得点となり、鹿島アントラーズ所属の最終年となった12年から5年連続の2桁ゴールとなった。J1通算得点も96に伸ばし、100ゴールも目前に迫ってきている。
浦和はこの勝利でファーストステージのラスト2試合から合計してリーグ5連勝となった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任して以降は初の記録。これまでは4連勝の壁にぶつかってきた現政権にとっては、“2つ目の呪い”を破ったことになる。5連勝は07年の6月17日から8月1日にかけて記録して以来。2006年以来のリーグタイトルに向けて、浦和は大きな壁を破ったことになる。
「とにかく、勝てて良かった。まだまだ連勝を伸ばしたい」
こう語った興梠は、次節17日の“さいたまダービー”となる大宮アルディージャ戦の後にリオ五輪代表に合流するために、チームを離れる。日本の代表としてブラジルの地に赴く前に、浦和のエースとして、2つのジンクスを破る重責を果たした。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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