新生マンU「24人枠」を巡る非情なサバイバル 英紙が予想する戦力外候補とは?

少数精鋭を好むモウリーニョ監督

 今季からマンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、トップチーム24人という少数精鋭で新シーズンに臨むことになるようだ。構想から漏れた選手に関しては移籍、またはU-21チームでプレーするかの決断を迫られることになるという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 昨季、ルイス・ファン・ハール前監督の下でU-21チーム行きを命じられた末、最終的にチームから追放されて“氷漬け”となった元スペイン代表GKビクトール・バルデス(現ボーンマス)の二の舞いになる選手が現れる可能性が浮上している。

 モウリーニョ監督は、以前からトップチームを必要最低限の戦力だけで構成することを好む監督として知られている。レポートによると、モウ・ユナイテッドで用意された椅子は「24」。そこから外れた選手は、完全移籍、期限付き移籍を問わずクラブを離れるか、U-21チームでのプレーのどちらかを選択しなければならないという、非情な現実が突きつけられている。

 負傷者続出のアクシデントがあったとはいえ、昨季ファン・ハール前体制では1年間で33選手が起用された。若手選手を積極的に登用するなど、選手を目まぐるしく入れ替えた前任者とは打って変わり、“スペシャル・ワン”によるチームは非常に限られた戦力で戦うことを目指しているようだ。

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング