本田の活躍が追い風に ミランが前衛的なオフィス誘致に日本企業25社を招待
日本に第二のカーサ・ミラン誕生か!?
ACミランが、日本代表MF本田圭佑の活躍の影響でジャパンマネー注入のチャンスを手にしたことが明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「ビジネスとサッカー。カーサ・ミランと日本人の投資家たち」という見出しで特集している。
記事によると、日本の広告代理店の電通が日本企業25社の幹部をミランの最新鋭本社「カーサ・ミラン」に招待し、ウンベルト・ガンディーニ企画本部長とヤープ・カルマ営業本部長とミーティングを行ったという。
この席にはミランの伝説のリベロ、フランコ・バレージ氏も同席したため、ミランファンの日本企業の幹部は大喜びしたという。
今回の商談は、カーサ・ミランの誘致だという。これはシルビオ・ベルルスコーニ会長の娘でバルバラ社長の肝いりで進めるビジネスの一つだ。カーサ・ミランは、ミランの本社ビルでありながらも、歴史的なミランのミュージアム的要素も兼ね備えている。最新鋭のテクノロジーと前衛的なイタリアン・アートを融合し、入場料収入のみならず、レストランの売り上げも好調でミランの将来的な収入の柱となることが期待されている。
さらに、特集では「海外で、商業的に重要な投資となるため、多くの注意を向けられている。ドバイと日本にはコピーがつくられる可能性がある。カーサ・ミランは重要な利益をあげている」と報じている。
今季リーグ戦6試合4得点2アシストと活躍している本田はピッチを離れても、商業的にもクラブ経営に貢献している。近い将来、日本に第二、第三の「カーサ・ミラン」が誕生するかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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