セルティック旗手怜央の“完全体”に英識者も期待 「とんでもない選手を手に入れた」
特大のインパクトを残す旗手、秘めたポテンシャルに英識者も注目
今冬に川崎フロンターレからスコットランド1部セルティックへ移籍したDF旗手怜央はデビュー戦でのマン・オブ・ザ・マッチ獲得や宿敵レンジャーズとのオールドファームで2得点1アシストを決める活躍など、新天地で早速強烈なインパクトを残している。
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解説者のノエル・ウィーラン氏は英メディア「フットボール・インサイダー」で「ポステコグルーは彼がどれほどの選手を連れてきたのかを知っていた。彼はファンタスティックなミッドフィールダーだ。まだ3試合しかプレーしていないが(実際は4試合)、そのすべてで効果的だった。(レンジャーズとの)ダービーでは2得点1アシスト。これ以上はない」と、ここまでの旗手のパフォーマンスを称賛している。
「彼がボールを持つとそのクオリティーの高さが見て取れるし、彼は常に時間とスペースを持っているように見える。中盤と最終ラインの間で、相手のDFが出て行きにくい絶妙なポジションに入っていくんだ」と巧みにスペースを突く動きの質の高さを評価した。
ウィーラン氏が「彼は中盤での冷静さとクオリティーがある。レンジャーズ戦の2ゴールがそれを示している」と語っているように、旗手はその実力をファンに見せつけた。一方で、チームを率いるアンジェ・ポステコグルー監督はインタビューで「要求されるフィットネスにはまだ達していない」とチーム合流から間もない旗手はベストコンディションにないと語り、今後さらに改善される余地があると明かしていた。
ウィーラン氏はこの指揮官のコメントを受け、まだ“完全体”ではない旗手のポテンシャルに注目している。
「彼のフィットネスがまだ完全でないというなら、セルティックはとんでもない選手を手に入れたことになる」
ここまで4試合でスタメン出場しているが、まだフル出場は一度もない旗手。コンディションが整えば、さらなる活躍が期待できそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)