久保建英、マジョルカのカディス戦「ベスト選手」評価 積極プレーを現地紙称賛「フルスピードで見せ場」
ドリブル成功率100%を記録するなど、キレのある動きを披露
スペイン1部マジョルカは、現地時間2月5日に行われたホームでのリーガ・エスパニョーラ第23節カディス戦で2-1と逆転勝利を収めた。スタメン出場した日本代表MF久保建英は、精力的な動きでスペイン紙も「素晴らしいプレー」と評価している。
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マジョルカは、リーグ戦3試合連続のスタメンに名を連ねた久保が右サイドハーフで出場。前半8分に相手の鮮やかなミドル弾で先制を許したなか、同18分に久保のパスを受けたコソボ代表FWベダト・ムリキのクロスからDFブライアン・オリバンが相手エリア内で倒されてPKを獲得。これをMFサルバ・セビージャが冷静に決めて同点に追いついた。
前半30分にシュートを試みた久保はさらに前半44分、敵陣でボールを受けるとドリブルでペナルティーエリア内に持ち込んで再びシュート。これは枠外右に外れて、ゴールはならなかった。
久保はその後もキレのある動きを見せ、後半14分にカウンターから抜け出そうとするも、カディスDFイサにファウルで止められる。この獲得したFKに飛び込んだFWアンヘルが相手GKヘレミアス・レデスマと接触し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入の末にPKを獲得。ムリキがこれを決めてついにマジョルカが逆転。アディショナルタイム10分までなんとかしのぎ切り、2-1で逆転勝利を飾った。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は89分間のプレーでボールタッチ38回、パス成功率92%、シュート2本、ドリブル4回中4回成功、地上戦デュエル10回中9回勝利、空中戦デュエル1回中1回勝利、被ファウル3回、タックル2回、ポゼッションロスト10回を記録したという。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、マジョルカのベスト選手に久保を選出し、前半44分のドリブルからシュートを放ったシーンを「素晴らしいプレー」と評価。スペイン紙「マルカ」も「フルスピードで見せ場」と伝えていた。