アルテタ監督、補強実質ゼロも冨安ら“ヤング・アーセナル”を信頼 「トップ4入りに自信がある」

冨安、ラムズデール、ホワイト、タヴァレス、ロコンガ、ウーデゴールに期待

 収穫の少ない移籍市場を過ごしたが、アルテタ監督は昨夏にチームに加入した冨安、GKアーロン・ラムズデール、DFベン・ホワイト、DFヌーノ・タヴァレス、MFアルベール・サンビ・ロコンガ、MFマルティン・ウーデゴールの6人の新戦力を「あの若さで、新しいクラブ、このクラブの規模で彼らが成し遂げたことは驚くべきこと」と絶賛しており、冬の移籍市場での停滞にもかかわらず今季のトップ4入りに自信を覗かせている。

「私は彼らがどれだけ(トップ4入りを)望んでいるかを見てきた。だからこそ自信がある。確かにその若さゆえに勝点を落とす試合もあったが、同時に彼らが持つ熱意やチームに与えるエネルギーによって勝利した試合もある。このバランスをうまく保ち、選手たちにも自信を持たせる必要がある。我々が何も恐れることなく彼らの背後に立ち、選手たちがサポートされていると感じることができれば真価を発揮することができる。それが我々の仕事なんだ」

 今のアーセナルは中心選手の大半が20代前半で、オーバメヤンがチームを去ったことでスカッドの平均年齢はさらに下がった。若さゆえのミスや不安定さも露呈しているが、指揮官はそれを補う熱量やエネルギーに大きな可能性を感じているようだ。

 首位マンチェスター・シティ、2位リバプール、3位チェルシーとは大きな差を付けられてしまったが、その下の4位争いは混沌としている。アルテタ監督率いる“ヤング・アーセナル”は2位で終わった15-16シーズン以来のトップ4入りを果たすことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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