世界に轟く浦和の阿部“入っちゃいましたね”FK弾! 伊紙が「日本のピルロ」と称賛
柏戦で決めた一撃が「最高で素晴らしいフリーキック」と紹介される
鮮やかな一撃は、海外でも素晴らしいFKとして紹介されている。イタリア紙「トゥット・スポルト」は9日の浦和レッズと柏レイソルのゲーム(2-0)で、浦和の元日本代表MF阿部勇樹が決めたFKを「アベ、日本のピルロ」と紹介している。
阿部は柏戦の前半32分、左サイド45度付近からのFKで直接ゴールを狙った。右足インフロントでカーブをかけたボールは、壁の上を越えると鋭くスライドしながら落ちてニアサイドを強襲。リオデジャネイロ五輪代表GK中村航輔が必死に飛びつくも、その手の先を抜けてゴールに突き刺さった。
イタリアメディアにも高く評価された一撃は、「トゥット・スポルト」紙と同様にサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」でも、「アベの最高で素晴らしいフリーキック」と動画で紹介されている。
阿部は試合後に「いやー、入っちゃいましたね。あんなこともあるんだなって」とおどけたが、「距離的にも近すぎず遠すぎずだったので、しっかりとボールをミートできればという気持ちで蹴ったら、本当に(足に)乗っかった」と、キックの感触を振り返っている。
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