マンUが2部チームにまさかの敗戦 C・ロナウド、“PK失敗”19歳FWを慰める振る舞いに海外賛辞
FAカップ4回戦で英2部ミドルスブラにPK戦の末に敗戦
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月4日にFAカップ4回戦で英2部ミドルスブラと対戦。1-1のままPK戦にもつれ込み、PKスコア7-8で敗れた。PK戦では19歳のFWアンソニー・エランガが8人目のキッカーとして失敗したが、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが慰めるシーンが反響を呼んでいる。
本拠地オールド・トラッフォードにミドルスブラを迎えたユナイテッド。前半20分にロナウドがPKを失敗して先制のチャンスを逃したものの、同25分にはイングランド代表FWジェイドン・サンチョのゴールで先行した。しかし、後半19分に追い付かれ、そのまま90分が終了。延長戦に入ってもスコアは動かず、PK戦へともつれ込んだ。
するとミドルスブラが8人連続で成功させた一方、ユナイテッドの8人目として登場した19歳のFWエランガはキックをゴール上に大きく外してしまい、そこで試合が決着。“赤い悪魔”は2部のミドルスブラにジャイアントキリングを許す結果となった。
痛恨のミスを犯したエランガはキックのあとにがっくりと肩を落としたが、すぐにポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスや元スペイン代表MFフアン・マタが駆け寄り、肩を抱いて励ました。さらに前半に自らもPKを失敗していたロナウドもエランガに慰めの言葉をかけていた。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」は「クリスティアーノ・ロナウドがアンソニー・エランガを励ます」とハイライト動画を公開。「若者にはこれが必要だ」とロナウドの振る舞いに賛辞を送った。
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