負傷した清武にさらなる試練! セビージャがブラジル代表司令塔の獲得に近づく

全治3~4週間の清武は大きく出遅れることに

 ハノーバーから加入した清武は、開幕前から窮地に追い込まれている。セビージャはインテルへ移籍したアルゼンチン代表MFエベル・バネガに代わる攻撃のキーマンを、今オフに次々と獲得している。レアル・マドリードの下部組織出身のレフティーでスペインの世代別代表経験を持つMFパブロ・サラビアと、サンプドリアのアルゼンチン人MFホアキン・コレアの加入が決まったほか、パレルモのイタリア代表MFフランコ・バスケスの獲得にも迫っており、清武がこだわるトップ下は再激戦区となっている。

 そうした状況のなかで清武は、12日にクラブから右足内転筋の負傷により、3〜4週間離脱すると発表されたばかり。セビージャはリーガ・エスパニョーラ開幕前の8月9日にUEFAスーパーカップでレアル・マドリードと、その後はスペイン・スーパーカップでバルセロナとそれぞれ対決する予定となっているが、日本代表アタッカーはスペイン2強との連戦というアピールのチャンスを逃す可能性が高い。プレシーズンでの出遅れを余儀なくされる清武は、ポジション争いで大きく後退することになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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