岐阜移籍の宇賀神友弥、“勝者のメンタリティー”注入を約束 「自分のすべてを捧げる」
岐阜の明確なビジョン、熱いサポーターに共鳴
FC岐阜に加入した元日本代表DF宇賀神友弥が、2月4日にオンライン会見に対応。自身初となるJ3での挑戦について、「浦和レッズで12年間プレーしてきて、常に勝利だけを求められてきた」と勝者のメンタリティーの注入に意欲を見せた。
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浦和レッズのアカデミー出身で、流通経済大を経て、浦和のトップチームに入団した宇賀神は、2010~21年までの12年間、浦和一筋でプレー。長年サイドの主力を務め、ルヴァンカップ優勝(16年)、天皇杯優勝(18、21年)、AFCチャンピオンズリーグ優勝(17年)など主要タイトル獲得に貢献した。
昨季限りで浦和を契約満了となり、J3の岐阜への移籍を決断。複数のチームからオファーがあったなかで最初に声をかけてくれたこと、小松裕志社長と中学・高校で一緒にプレーして旧知の仲であることに加え、クラブとしてのビジョン、熱いサポーターに心が惹かれたという。
「今回、(社長から)『宇賀神が必要なんだ』と言っていただいた時に、J2昇格だけではなくて、その後のビジョンもすごく魅力的ではっきりしていました。そこに自分の経験を生かして力になれると思って選んだ理由の1つ。最後の決め手は、(昨季岐阜の)ホーム最終節後に選手やスタッフがサポーターのところに挨拶をしに行った時に、サポーターの方たちが言動を見て、この熱いサポーターの元だったら自分のすべてを捧げることができるんじゃないか、みんなと一緒に目標を達成したいと思いました」
宇賀神はJリーグでも最も熱狂的と言われる浦和のサポーターとともに戦い、これまでのキャリアではJ1リーグしか経験していない。J3というカテゴリーや昇格争いは未知の世界になるが、新天地でのチャレンジをポジティブに捉えている。