セルティック旗手の先制シーン「プレーを止めるべきだった」 英識者が“負傷”リスク主張
レンジャーズOB、先制点直前のプレーに言及「レフェリーの責任は安全を守ること」
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、現地時間2月2日に行われたホームでのリーグ第22節レンジャーズ戦で2ゴール1アシストの活躍を見せ、3-0の勝利に貢献した。そんななか、前半5分の先制ゴールについて、レンジャーズOBが「成立すべきではなかった」と主張している。
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宿敵レンジャーズとの大一番「オールドファーム」で先発した旗手は、前半だけで2ゴール1アシストと全得点に絡む活躍ぶりを披露し、現地メディアは大喝采。元スコットランド代表FWジェームズ・マクファデン氏からは「セルティックのスターだ」と賛辞が送られるなど、反響が拡大している。
一方で、コーナーキック(CK)のこぼれ球を拾って、ミドルシュートを叩き込んだ先制シーンについて、レンジャーズのエースFWとして活躍し、現在は英衛星放送「スカイ・スポーツ」の評論家も務めるニール・マッキャン氏が「成立すべきではなかったと語っている」と、英紙「ザ・サン」スコットランド版が報じている。
旗手のゴールが生まれる直前、ゴール前の競り合いでレンジャーズのMFジョー・アリボとDFカルヴィン・バッシーがボックス内で激突。バッシーは起き上がれず倒れたままだったがプレーは続行され、旗手のゴールが決まった。ボビー・マデン主審はラインズマンに確認したうえで、ゴールが成立することを確認したという。
レンジャーズOBマッキャン氏は「レフェリーの責任は何よりもまず選手の安全を守ることだと思う。バッシーは完全に火照った顔をしていると思う。プレーを止めるべきだった」と主張。選手の頭部を負傷させてしまうリスクを踏まえ、記事では「元レンジャーズのエースであるマッキャンは、この判断は間違っていたと考えている」と綴られ、敗者となったレンジャーズ側の言い分に注目していた。