変幻自在なバランサー! 独特な風を吹かせる浦和“曲者MF”の絶妙ムードメイク
天皇杯の優勝後にダンスを披露するなど独特なキャラクターで注目
J1浦和レッズのMF平野佑一が、沖縄キャンプ中の2月3日にオンライン取材に対応。昨季、天皇杯を制したあとのロッカールームで披露したダンスが話題を呼んだプレーメーカーは、新顔も多く加入した今キャンプでも“曲者”ぶりを発揮している。
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平野は昨夏にJ2水戸ホーリーホックから加入。リカルド・ロドリゲス監督が「チームのブレーンになれるタイプの選手が欲しかった」と話したように、すぐさまレギュラーの座を掴んだ。夏場の過密日程での合流でも、「彼を多くの試合に起用するため」という理由で後半の半ばに交代させ、完全に欠場する試合を作らないようにしたほどの高評価だった。
パスセンスあふれるプレーで浦和の攻撃を活性化させた一方で、天皇杯では準決勝と決勝でスタメンから外れる悔しさもあった。そのシーズンに対し、「J1初のチャレンジという意味で、自分の力を最大限出せたか分からないけど、出せる部分が多かった。J1の強度やルーティーンを理解できたことは良かった。課題としては、もっと点を取れるプレー。ここぞという相手にパフォーマンスが落ちた。強い相手にも変わらないプレーができるようにしたい。それは1つ1つの練習や意識で変わると思う」と話す。
一方で、そのキャラクターもまた浦和の中で特別なポジションを築いている。そもそも、水戸時代からチームの告知動画のなか、必要な情報を読み上げている選手の後ろで踊り続けている姿が話題になったが、浦和でも天皇杯優勝後のセレモニーやロッカールームでダンスを披露している動画話題になった。国士舘大学の後輩にあたるMF明本考浩を「右腕にして」と引き連れてチームの雰囲気を明るくする。