闘莉王が先制弾を呼ぶ大迫勇也の“ファインプレー”を高評価 「イエローを1枚もらったからこそ」
公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でサウジ戦を分析
森保一監督率いる日本代表は2月1日、ホームで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節サウジアラビア戦に2-0で勝利した。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、白星の布石になったFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)のいぶし銀の活躍に太鼓判を高く評価している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回では、サウジアラビアを撃破した日本代表を取り上げている。
闘将が評価したのは、スタメン出場で後半23分までプレーした1トップの大迫だ。
「大迫のパフォーマンスが非常に目立つ。キープ、判断。ここぞというところで、必ずボールを失わない。相手にイエローカードも、大迫のしぶとさ、タフさがありき」
前半32分のMF南野拓実(リバプール)の先制点の場面でも巧みなスルーで演出した大迫だが、日本勝利の布石は前半6分に打たれていたという。
カウンターの場面で大迫は酒井からボールを受けた際、背後からDFアルブライヒに倒された。イエローカードを受けたストッパーはその後のプレー選択が慎重にならざるを得なかったという。
「あそこで1枚もらったからこそ、1点目の裏へのパスで伊東純也を止めることができない。なぜなら、1枚目のイエローがある。ファウルすれば退場。そういう場面を作り出したのも大迫のプレーがあったからこそ」
南野のゴール直前の伊東の突破をファウル覚悟で止めることができなかったのも、大迫を導き出した警告があったからこそと、闘将は称賛。批判を集めることも多いベテランの黒子の活躍にも光を当てる最新回になっている。
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