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「監督やるなら、解説やめろ!」アーセナル次期監督候補のアンリに知将ベンゲルが最終通告
衛星放送局スカイと6年34億円のメガディールが足かせか
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督がアーセナル下部組織のコーチと解説者との二足のわらじを履く後任監督候補のティエリ・アンリ氏に「コーチを続けたければ、解説者はやめろ」と最後通告を出す方針だという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
アーセナルの歴代最多得点記録を保持するアンリ氏は2014年12月に現役引退を発表。同時に解説者として英衛星放送局「スカイ・スポーツ」と6年契約で総額2500万ポンド(約34億円)という大型契約を結んで話題となった。
さらに今年に入ってからはアーセナルの下部組織でコーチの経験を積みながら、UEFAのA級ライセンスを取得。新シーズンはU-18のコーチに昇格する可能性が浮上していた。
クラブレジェンドのアンリ氏を自身の後継者という青写真も頭に描いているベンゲル監督はアンリ氏にキャリアの一本化を迫る方針だという。
レポートによると、ベンゲル監督はコーチとして働き続けたいのであれば、解説者は辞めて指導者に専念すべきと感じているという。平日には選手を指導し、週末になれば解説者として選手に批判を飛ばす状況ではアーセナルのコーチは務まらないとしてコーチ専念を要求。今後、愛弟子に対してスカイ・スポーツかアーセナルかどちらか選択するよう迫ることになるとレポートされている。
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