松井大輔、長友佑都への“批判”は「意見交換」と持論「いい時は『いい』と褒めてほしい」
サウジ戦の長友について「すごく良かった」「自分のポテンシャルを出した」と称賛
日本代表は、2月1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦で2-0の勝利を挙げ、7大会連続のW杯出場権獲得に前進した。試合後、Y.S.C.C.横浜でサッカーとフットサルの二刀流に挑戦している元日本代表MF松井大輔が、自身のYouTubeチャンネル「松井大輔」を更新。そのなかで、1月27日の中国戦後に起こったDF長友佑都への“批判”について、自身の見解を語っている。
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日本は中国戦に2-0で勝利していたが、1得点に加えて、PK獲得の働きを見せたFW伊東純也のいる右サイドに対して、左サイドからは多くのチャンスを作れなかった。その結果、35歳の長友に限界説や意見が集中。この状況に奮起した長友は、サウジアラビア戦で好パフォーマンスを見せ、後半には伊東のゴールもアシストしている。
サウジアラビア戦を「全体的な内容からしても、素晴らしいというか、面白い発見もいろいろありました。最後まで戦い抜いたなという感じはします」と総括した松井は、長友のパフォーマンスについても、“批判”ではなく“指摘”と捉えるべきだと口にした。
「批判された長友くんが……『批判された』と言っていますが、それはどうなのかなと思うんですよね。批判というか、みんなの意見ですからね。(長友は)指摘を真摯に受け止めて、今日、臨んだと思いますし、すごく良かったと思います。気持ちも入っています。もう(今年9月で)36歳ですが、年齢どうこうじゃなく、しっかり自分のポテンシャルを出したと思います」と、かつてW杯をともに戦った戦友を評価した。
また中国戦後、長友が多くの指摘を受けていたが、松井は右サイドバックのDF酒井宏樹にも不安があったことを明かしている。
「前の試合(中国戦)で、酒井くんが試合には入れていなかったので、『大丈夫かな』と思っていたのですが、今日は両サイドとも良かったですし、センターバックも落ち着いていた。中国が弱すぎたのはありますが、いい練習になったなと。センターバックも、すごく落ち着いていましたし、何も怖くなかった。中盤3人も流動的に動き、しっかり仕事しました。前の3人も得点をして、しっかりボールキープもしている」と、中国戦で調整できたからこそ、サウジアラビア戦の快勝につながったと見解を語った。