松井大輔、日本のサウジ戦先制点を解説 伊東純也の“上手さ”、南野拓実の“得意の形”を絶賛
サウジアラビア戦の先制ゴールに言及、伊東純也と南野拓実のプレーに注目
Y.S.C.C.横浜でサッカーとフットサルの二刀流に挑戦する元日本代表MF松井大輔が、自身のYouTubeチャンネル「松井大輔」で、2月1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦を振り返った。そのなかで先制ゴールの場面について、シュートを決めたMF南野拓実とアシストしたMF伊東純也を称賛した。
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昨年10月にアウェーで行われた試合で日本は、サウジアラビアに0-1と敗れていた。ここまで無敗でグループ首位に立っている相手との一戦で、日本が敗れれば相手のW杯出場が決まる大一番でもあった。
試合の展開について、松井は「前半25分くらいまでは、サウジの攻防にというか、後ろからのビルドアップに苦戦しながら押し込まれる戦いになりました。25分過ぎになると日本のペースになってきました」と振り返り、「1人、怪我人が代わってから、雰囲気が変わりましたよね。そこくらいから日本のペースになりました」と、伊東との接触で中盤のキーマンであったMFアブドゥレラー・アルマルキが退いたタイミングを転換点に挙げた。
徐々に流れを掴んだ日本は、前半32分に先制ゴールを挙げる。再三、右サイドで突破を見せていた伊東がDFを振り切り、ゴール前にグラウンダーのクロス。FW大迫勇也がスルーしたボールを受けた南野は、シュートフェイントを入れてから左足でシュートを打つ。ボールはGKに弾かれながらもゴールに決まり、日本が待望の先制点を得た。
この場面を振り返り、松井は「1点目は、伊東純也選手の速さもありますが、上手さも光りました。最後に手を使って相手の前に入って折り返す」と、腕を使ってDFアリ・アルブライヒを制したプレーに注目。さらに「センタリングに対して、南野くんが素晴らしかったのは、いつものパターンというか、シュートを打つと見せかけてのシュート。切り返しからのシュート。これは自分が持っているパターンなんじゃないかなと思っております」と、南野が得意とする形で決められたと称賛した。