「森保スタイルの生命線」と絶賛 サウジ戦の日本代表スタメン11人を英記者が採点、中盤も高評価「いぶし銀」
無失点に抑えた守備陣、長友の闘志に注目「敵陣でボールを奪うシーンは印象的」
森保一監督率いる日本代表は2月1日、ホームで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節サウジアラビア戦に2-0で勝利した。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、W杯を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が出場選手を採点。1得点1アシストと結果を出したFW伊東純也(ヘンク)を単独最高点で大絶賛している。
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カタールW杯アジア最終予選第8節・サウジアラビア戦日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■権田修一(清水エスパルス) 6点
またしても埼玉で静寂の夜。アベル・ハミドの強烈なシュートを阻んだ以外に見せ場はなかった。
【DF】
■酒井宏樹(浦和レッズ) 6点
守田との連携で右サイドの守備は堅牢そのもの。伊東へのパスもボーナス。堅実で効果的ないつもの酒井。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ) 6点
中国戦での働きと同様に、最終ラインでいつでも代役を務められる能力を証明。サウジの攻撃陣に決定機を作らせず。
■板倉 滉(シャルケ) 6点
多様性と冷静さを最終ラインで示す。中国よりも能力上位の相手の試練を乗り切った。
■長友佑都(FC東京) 6点
加齢と戦う老練な兵隊は左サイドで闘志。特に序盤の敵陣でボールを奪うシーンは印象的。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。