中山は「おっ！」「やっぱり凄い」と思わせるプレーができていれば…

＜途中出場＞
■前田大然（セルティック／FW／←後半23分IN）＝★★★★☆（4つ星）
　守備において献身的な姿勢を見せた。あのスプリント、タフネスは圧巻の一言だ。もちろんゴールも求められていると思うが、あの守備での献身性を見れば途中投入された理由がすぐに分かる。FWなのでゴールを求めるところは変わらないものの、途中投入という難しい役割を考えれば、チームを助けた点に敬意を表したい。

■中山雄太（ズウォレ／DF／←後半23分IN）＝★★★☆☆（3つ星）
　中国戦のアシストで評価を高めたが、2試合連続で好パフォーマンスとはならなかった。戦力として十分計算できる存在だが、この日はやってはいけないミスが2回もあった。中山にとって、ここが大事だった。2試合続けて「おっ！」「やっぱり中山は凄い」と思わせるプレーができていれば評価はさらに上がったはずだが……。

■浅野拓磨（ボーフム／FW／←後半33分IN）＝評価なし
　時間が短く評価なし。華麗な崩しから大チャンスを迎えたが生かせなかった。ただ相手GKも視界に入り、場合によっては接触や怪我もあり得る難しい場面だっただけに、仕方がない面もある。残された時間を無失点で終えるという役割はしっかりこなした。

■原口元気（ウニオン・ベルリン／MF／←後半45分IN）＝評価なし
　時間が短く評価なし。ゲームを終わらせる役割を担った。終盤に投入され、持ち味を出す時間もなかったが、それでも原口の存在自体がチームを引き締める効果があった。