森保ジャパン、サウジ戦出場全15選手「パフォーマンス査定」 1G1Aの伊東と並ぶ“5つ星”の殊勲者は?
グループ首位サウジアラビアに2-0で勝利 出場メンバー15選手を5段階査定
日本代表は2月1日、ホームで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節サウジアラビア戦に2-0で勝利した。5日前の第7節中国戦(2-0)とまったく同じスタメンをピッチへ送り込んだなか、前半32分に「10番」を背負うMF南野拓実が今最終予選初ゴールを決めて先制。後半5分にはMF伊東純也が最終予選4試合連続ゴールとなる豪快なミドルで追加点を挙げた。
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ポゼッション率40.3%対59.7%と、サウジアラビアにボールを長く握られるなかで、要所を締めた森保ジャパン。この試合で各選手たちはどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場15選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■権田修一(清水エスパルス)=★★★☆☆
中盤3枚と最終ラインが未然にピンチを防いでくれたおかげで、決定的な守備機会は後半23分の1回のみ。DFサウード・アブドゥルハミドのシュートがディフレクションする難しい局面だったが、しっかりと正面で止めて事なきを得た。
(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)
<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★★★★☆
持ち前の1対1の強さだけでなく、この日は攻撃面でも存在感を発揮。南野のゴールシーンではアシストした伊東に絶妙なスルーパスを通し、後半3分には長い距離のランニングからクロスを上げてゴール前のシュートチャンスを演出した。
■谷口彰悟(川崎フロンターレ)=★★★★☆
相手のくさびに対して鋭く反応し、未然にピンチの芽を摘む。後半16分には、ビルドアップを得意とする“らしい”スルーパスを前線の南野へ供給。惜しくもオフサイドだったが、会場を沸かせた。中国戦を含めて無失点で切り抜けた点も、評価していいだろう。
■板倉 滉(シャルケ)=★★★☆☆
前半21分に相手を後ろから倒してイエローカードをもらい、その後はアグレッシブさがやや影を潜めた。それでも、谷口とのコンビネーションは息が合い、後方からの組み立ては安定していた。
■長友佑都(FC東京)=★★★☆☆(→後半23分OUT)
高いポジション取りから何度も仕掛け、球際でも果敢にファイト。崖っぷちに追い込まれて闘争心に火が付いた形で、伊東のミドル弾も前線に上がったところから出した横パスがきっかけとなった。もっとも、バックパスが甘くなって相手に攻められたり、クロスの精度が低いなど課題も少なくなかった。
■中山雄太(ズウォレ)=★★☆☆☆(←後半23分IN)
投入直後にアシストを決めた中国戦から一転、この日は途中交代でゲームに入り切れなかった印象。後半40分に相手に入れ替わられるなど守備で危うさが垣間見え、攻撃でも判断の悪さが目に付いた。サウジアラビア戦のパフォーマンスだけで言えば、長友スタメンもやむを得ないだろう。
(出場なし)
植田直通(ニーム)
中谷進之介(名古屋グランパス)
山根視来(川崎フロンターレ)