フランス代表の万能型MFがEUROの活躍で成り上がり! 英2部所属ながら移籍金は45億円まで高騰!
ニューカッスルMFシソコ「CLでプレーするクラブ。それが僕の流儀」
ニューカッスルのフランス代表MFムサ・シソコは欧州選手権(EURO)決勝ポルトガル戦で、パワフルなドリブルと無尽蔵のスタミナを生かした守備での貢献で絶大な存在感を示した。試合は0−1で敗れ、準優勝に終わったが、本人は評価を高めた。英2部チャンピオンシップ所属選手としては破格の3500万ポンド(約45億円)の移籍金に高騰したと英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
シソコは身長187センチという恵まれた体格を持ち、ボランチを本職としていた選手。しかし、そのスピードや推進力を評価されて所属のニューカッスルではサイドで起用されることが多かった。フランス代表として参戦していたEUROでも、序盤はベンチスタートだったが、準々決勝アイスランド戦(5-2勝利)で転機が訪れた。レスターMFエンゴロ・カンテが出場停止となり、フランス代表がシステムを4-3-3から4-2-3-1に変更したのを機に右サイドで先発起用された。
決勝戦のポルトガル戦でもスタメンに名を連ねると、両サイドに頻繁に顔を出し、ボールを受けた時には得意の力強いドリブルでポルトガル守備網を突破。何度もチャンスを演出した。
最新のレポートによると、大舞台で実力を示したシソコについて、ニューカッスルは45億円の値札を付けているという。ニューカッスルは昨季リーグ戦18位となり、2部に降格。13年1月に仏トゥールーズから加入したシソコは以前から移籍願望を語っていた。そして、今こそ、より高いレベルでのプレーする好機だと見ているようだ。
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