南野拓実のパフォーマンスは「興味深い」 リバプール“帰還後”へ英メディア注目
今冬移籍が噂もリバプールへ残留、代表戦1ゴールの活躍に現地注目
日本代表MF南野拓実は、2月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で先制ゴールをマークし、チームの2-0での勝利に貢献した。英メディア「プラネット・フットボール」は、「この万能性がある日本代表選手がクラブでどのような役割を果たすのか興味深い」と報じた。
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本大会出場になる2位以内確保に向けての大一番となったサウジアラビア戦、南野は前半32分に右サイドのMF伊東純也から中央に入ってきたボールを、目の前でFW大迫勇也がスルーした背後でトラップ。相手DFを左に外すと、そのままシュート。ボールはGKに当たりながらもゴールに吸い込まれ、貴重な先制点になった。
同メディアではこのゴールの動画も公開しつつ、南野の現状をレポート。前日でクローズされた冬の移籍市場で、獲得に興味を示すクラブがありながらもリバプールへの残留となった南野について「ルイス・ディアスの加入に伴い、リバプールはシーズン後半に彼を貸し出すと噂されていた。リーズ・ユナイテッドも興味を示していると言われていたクラブのひとつだったが、結局は残留することになった」とした。
そのうえで、この大一番でゴールした南野について「インターナショナル・ブレークから戻ったとき、この万能性がある日本代表選手がクラブでどのような役割を果たすのか興味深い」とした。
リバプールではインサイドハーフも含め多くのポジションで出場機会をうかがう状況にある南野だが、アフリカ選手権を終えてエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネが戻り、さらにディアスが加入した状況のなか、どれだけの出場機会を確保できるのか。それは、3月に最終予選のラスト2試合を迎える日本代表にとっても重要なポイントになりそうだ。