「これは可哀想」 中村憲剛氏、負傷交代のサウジ選手へ「前十字のチェックした」と指摘
サウジ戦の「DAZN」の裏実況で解説
日本代表(FIFAランク26位)は2月1日、埼玉スタジアムで行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8節・サウジアラビア戦(同51位)に臨んだ。スポーツチャンネル「DAZN」の裏実況「やべっち・憲剛の裏実況DAZN YouTubeチャンネル」で、元日本代表MF中村憲剛は、負傷したサウジアラビアMFの選手を、自身の負傷と重ねて心配する場面もあった。
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前半17分にプレスを掛けに行ったMF伊東純也との接触で、サウジアラビアMFアブドゥレラー・アルマルキが倒れて試合が止まる。ドクターが駆け寄り、ピッチで治療を行うと、現役時代の2019年に左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷の重傷を負った中村氏は、対応したドクターの動きを見て「今、前十字(靭帯)のチェックをした」と指摘した。
そして、伊東との接触について、「伊東に悪意があるとかじゃない。ちょっと(足が)かかる。これは可哀想。地面に体重をかけている方の足だと、逃げようがない」と、伊東にも悪意がないとしつつも、負傷したサウジの選手を慮った。
その後、一度はアルマルキが立ち上がり、ラインの外でプレー再開の素振りを見せたが、結局はベンチに退くことに。中村は「(前十字靭帯を切っても)歩けるんですよ。僕も切った時は、ロッカーに戻るときは担架でしたが、ロッカーでは歩けていました。前十字靭帯だったとしたら、ですよ」と、自身の体験をもとに負傷が深刻なことを予想した。