南野残留のリバプール、19歳ワンダーキッドと合意報道も最終日破談 “時間切れ”で獲得叶わず
将来への投資としてフルハムの19歳MFカルバーリョ獲得に動くも交渉まとまらず
イングランド1部リバプールは移籍マーケット最終日の1月31日に英2部フルハムでプレーする19歳のMFファビオ・カルバーリョの獲得に合意に達したが、“時間切れ”により正式決定には至らなかった。英紙「デイリー・メール」が報じた。
今冬の移籍市場では以前から攻撃陣の強化が予想されており、そのとおりにポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得を決めたリバプール。ディアスの加入を受けて、リーズ・ユナイテッドなどからの関心が強まっていた日本代表MF南野拓実の退団の噂が過熱したが、最終的には本人の希望によって残留となった。
その一方で、リバプールは将来への投資としてフルハムに所属する19歳の攻撃的MFカルバーリョ獲得にも動いており、移籍金500万ポンド(7億7000万円)での獲得に合意したと報じられていた。しかし、フルハム側がシーズン終了まではローンで残留する条件などを要求したために交渉が時間内にまとまらなかったという。
カルバーリョとフルハムの契約は今季いっぱいで、夏には契約満了を迎える。しかし、今季2部で18試合7得点4アシストとハイパフォーマンスを披露し、首位を走るフルハムで攻撃のキーマンとなっていた。そんな“ワンダーキッド”をリバプールは高く評価していたが、よもやの時間切れでの破談となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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