バルセロナFWデンベレ、PSGへの移籍交渉が難航 マンU行きの噂は精通記者が否定
バルサは移籍金26億円を要求するなかで、クラブ間の合意にはまだ至らず
スペイン1部FCバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、今冬の移籍市場で放出されることが濃厚となっている。イングランド1部のクラブからの関心が伝えられていたなかで、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍の可能性が浮上したが、交渉は難航しているようだ。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
現在24歳のデンベレは、2017年にドイツ1部ドルトムントから移籍金総額1億4500万ユーロ(約190億円)でバルセロナに加入。大きな期待を懸けられたが、度重なる怪我や遅刻などの規律違反が重なって戦力外となっている。新戦力補強のために今冬中に売却されることが濃厚だ。
英メディアの報道によれば、プレミアリーグの複数クラブがデンベレの獲得に関心を示していると伝えられていたが、現地時間1月30日にフランスの強豪PSGの存在が急浮上。スペイン紙「マルカ」では個人合意に達したとされ、バルセロナが移籍金として2000万ユーロ(約26億円)を要求していると具体的な情報も出ていた。
移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もツイッターを通じ、バルセロナとPSGがデンベレの移籍でコンタクトを取ったことを認めたが、一方で交渉に進展は見られていないという。最初の投稿から3時間後、状況に変化はなく両クラブ間での合意もないと改めてツイートした。また、PSGのアルゼンチン代表FWマルロ・イカルディとのトレードやマンチェスター・ユナイテッドも獲得に動いているという噂についてもロマーノ氏は否定している。
バルセロナはデンベレの退団を前提とした補強としてウォルバーハンプトンからスペイン代表FWアダマ・トラオレを買取オプション付きのレンタルで獲得し、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの期限付き移籍に向けたオファーも送っている。冬の移籍マーケットも閉幕間近となったが、バルサはデンベレの去就問題に決着をつけることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)