闘莉王が“代役CB”全うの川崎DF谷口彰悟を絶賛 「麻也、冨安と違いはそこまでない」
公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で中国戦フル出場の川崎DF谷口を高評価
森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節中国戦で2-0の勝利を挙げた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、先発フル出場したDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)を絶賛。故障離脱中の2人をしのぐ能力を高く評価している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回のテーマは、W杯アジア最終予選を戦っている日本代表。キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)の不動のコンビの故障離脱で、出番のやってきた谷口の働きに注目している。
「今回中国に攻められていないというのが、ちょっと気になる」と脅威ゼロ状態だった中国攻撃陣との力関係を指摘しながらも、「麻也、冨安と違いはそこまでない。(パスの)捌きの方では速いパスを縦に出したり。それが入らないとふわっとした浮き玉のボールも出せる」と評価している。
板倉とのコンビで、攻撃の起点となるフィードでビルドアップを支えた谷口。現役時代にビルドアップ能力も高かった闘将は、「ワンパターンではなく、引き出しもすごく多い。そこのボールもすごくクオリティーが高い。普段のJリーグからやっていたので、スムーズにやっていた。麻也がいなくても、富安がいなくても、捌きの方では谷口はもしかすると2人よりいいかなと思います」と語った。
川崎での谷口のパフォーマンスを高く評価し、日本代表にプッシュしている闘莉王氏が期待するのは森保ジャパンの泣きどころでもある。
「それにセットプレー。あれだけのタイミングで点を取れるCBは日本にもういないんじゃないかな。それぐらい僕の中では評価が高い」
かつて日本代表の武器だったセットプレーだが、最近はゴールの雰囲気すら漂わない。谷口に対する闘莉王氏の期待を感じる最新回となっている。