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「悔しさもある」 中山雄太、途中出場の現状に本音「僕がもっと上手くなればスタメンになると思う」
中国戦で途中出場、伊東純也のゴールをアシスト
森保一監督率いる日本代表は、1月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節の中国戦で2-0と勝利した。途中出場したDF中山雄太(ズウォレ)が30日のオンライン取材に応じ、「スタメンでないのに満足はしていない」と胸中を明かし、途中出場の意図について「監督に聞いてもらえれば」と語っている。
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中国戦では、左サイドバック(SB)で35歳のベテランDF長友佑都(FC東京)が先発出場。後半13分、長友に代わって24歳DF中山が投入され、直後に絶妙なクロスからFW伊東純也(ヘンク)のゴールをアシストした。
中山は左SBの争いについて「僕自身、最終予選でまだスタートから出ていない悔しさもあるし、足りないものがあるということ。ライバルがどうこうというより、自分がさらに成長して、それがチームの総合力にも自分の成長にもつながるので、それだけを考えている」と口にする。
その一方、途中出場について「それは森保監督に聞いてもらったほうがいいけど、まずは使ってもらってありがたいということと、任された時間に自分の証明すべきことを証明すること。スタメンでないのに満足はしていないけど、スタメンで出られていないことに関しては、僕がもっと上手くなればスタメンになると思う。途中から出ることへの意図はあまり考えていないので、監督に聞いてもらえれば」とコメントした。
自身について「10個のうち9個良くても1個のミスを気にするタイプ」と分析。「スタメンを勝ち取るという気持ちはあるけど、それは結果でしかない。日々、自分が成長して結果として自分がスタメンになっていればプラス。そこでスタメンではなくても、自分が成長しているならポジティブなことなので。そこは、捉え方によってはスタメンに貪欲じゃないということになるけど、そうではなくて、スタメンは結果であって手繰り寄せるのは日々の行動でしかないという意識ですね」と持論を展開している。
日本代表は2月1日にサウジアラビアと対戦するなか、再び中山の活躍が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)