元日本代表DF闘莉王が手堅い森保采配に苦言 「もっともっと前にという姿勢を監督から見せるべき」
攻め手を欠いた中国を押し切れず、闘莉王氏も苦言「もっと早めに中盤の遠藤を変えるべき」
日本代表は、1月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節の中国戦で2-0と勝利した。ブラジルからの帰化組を大量に欠いた中国との戦力差は明らかだったが、大量得点を狙わない手堅い森保采配に、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、「もっともっと前にという姿勢を監督から見せるべきだった」と苦言を呈している。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は、日本代表の中国戦。序盤に相手のハンドでPKを獲得して幸運な形で先制すると、その後もボールを支配した。
「中国の出来が非常に悪かった。今日は俺でもGKできていたぐらい。それぐらい中国に攻め手がなかった。もっともっと前にという姿勢を監督から見せるべきだった」
前半の中国のシュート数はゼロで、現役時代に超攻撃的DFとした鳴らした自身がゴールマウスを守ったとしても問題ない相手と分析。森保監督は指示や選手交代で、追加点に対する発信力が足りなかったと指摘している。
「あれだけの展開になれば、もっと早めに中盤の遠藤(航)のところを変えるべきだった。あれだけリズム良くできているなら、トップ下、攻撃的なMFを早く入れても良かった」
ボール奪取力に優れるMF遠藤航を早めに下げ、アタッカーを増員する手もあったと指摘。闘将独特の視線が鋭い最新回となっている。
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