なでしこJ、女子アジア杯グループステージ「通信簿」 全23選手査定、最高評価「7.5」の選手は?
グループ3試合を振り返り、全23選手のパフォーマンスを査定
なでしこジャパン(日本女子代表)は、女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジアカップのグループステージを首位(2勝1分)で通過した。1月30日に準々決勝・タイ戦を迎えるなか、ここまでの3試合を振り返り、全23選手のパフォーマンスを査定。「通信簿」として採点とともに評価した。※【】内は採点
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【GK】
1 池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース)【-】
第3戦まで出場なし。そろそろ出番か。
18 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)【6】
今大会初得点は、メッセージのこもった左足からの正確なフィードから生まれた。韓国戦の失点は味方と接触してのもの。相手FWを足技で交わそうとするシーンは、やや気になった。
21 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)【6】
ベトナム戦で先発し、90分を無失点。カウンターからのミドルシュートには、落ち着いて対応していた。
【DF】
4 熊谷紗希(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)【6.5】
初戦から球際の強さを見せて、相手FWを短時間で制圧。前線が攻めあぐむ時間帯には、自ら持ち上がりも見せている。
5 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)【6】
初戦では、最も危険な選手とマッチアップ。キックオフ直後にタテへ走り抜け、素晴らしいクロスでチームのエンジンをかけた。不慣れなポジション、連係の中で奮闘している。
12 乗松瑠華(大宮アルディージャVENTUS)【5.5】
ベトナム戦では慣れない左サイドバックを無難にこなす。中央に回った時間帯に、やや判断を迷ったところで相手のトリックプレーが重なり、ピンチを招いた。
2 清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)【6】
今大会は、未完成のチーム状態を考えてか、攻撃参加の回数はそれほど多くない。韓国戦では相手陣内でのキープに加わり、ドローでの逃げ切りに貢献。必要な働きは見せている。
6 宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)【5.5】
ベトナム戦で途中出場。ペナルティーエリア近辺まで顔を出すなど積極性は見られた。強敵相手に出番が増えていきそう。
3 南 萌華(三菱重工浦和レッズレディース)【5.5】
得意のロングパスを繰り出す場面がなかった。散見されたパスのブレは、ピッチ状態の影響もあった。強力FWとのマッチアップで真価発揮を期待。
22 宝田沙織(リンシェーピングFC/スウェーデン)【5.5】
グループリーグ2試合(ミャンマー戦、ベトナム戦)で途中出場。足慣らしで終わった感もありここから先、強豪相手に奮起を期待したい。
20 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)【6】
ベトナム戦でフル出場。「センターバックが持ち上がれる」「斜めのボールが有効」という事前の情報に沿って、ペナルティーエリアすぐ外からのクロスで、成宮の先制点を呼び込んだ。ここから先はリスク管理も必要になる。