C・ロナウド、市場価値の低さへ不満露わ 有名移籍サイトのアカウント“ブロック”が話題
ドイツの移籍情報ウェブサイト「Transfermarkt」をブロック
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが世界的に有名な移籍情報サイト「Transfermarkt」をブロックしていると話題になっている。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
Transfermarktはドイツのサッカーファンが私的に始めた移籍情報ウェブサイト。掲載されている情報は選手の移籍情報や試合の出場歴、負傷歴など多岐に渡り、その網羅性が注目を浴びて今では多言語にも展開される巨大メディアへと成長した。パフォーマンスや年齢、クラブとの契約期間などを基にした選手の市場価値も算出している。
しかし、サッカー界のスーパースターであるロナウドはTransfermarktの評価に不満を感じ、アカウントをブロックする事態に発展していたという。スペイン紙「マルカ」が特集している。
Transfermarktは過去(2020年3月)に代理人のジョルジュ・メンデスのクライアントだけを集めたイレブンを独自に選出し、その11人をピッチに並べたグラフィックを公開した。そこにロナウドも名を連ね、市場価値(当時)は7500万ユーロ(約96億円)と掲載されていた。それを見たロナウド本人がTransfermarktのソーシャルメディア担当者にダイレクトメッセージを送り、自分の価値が低いと不満を伝えたという。
スポーツメディア「The Athletic」によれば、担当者はロナウドに市場価値の算出には年齢も関係していることなどを説明し、「同年齢の選手の中では圧倒的にナンバーワン」であることも伝えたが、ロナウドはそれに対してスマイルの絵文字を返信したあとにアカウントをブロックしたという。
36歳となったロナウドの最新市場価値は3500万ユーロ(約45億円)。同年齢でそれに次ぐのがクロアチア代表MFルカ・モドリッチの1000万ユーロ(約13億円)ということを踏まえれば、ロナウドがいかに飛び抜けた存在であるかは一目瞭然だが、本人にとって年齢は単なる数字に過ぎないのだろう。自身への過小評価には納得がいかなかったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)