左膝故障で号泣交代のC・ロナウドが残した予言 決勝弾エデルに「勝利を導くゴールを決める」と送り出す
後半34分出場のスーパーサブが明かした言葉
欧州選手権(EURO)決勝フランス戦で前半25分に負傷退場し、号泣したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が栄光を予言していたことが明らかになった。値千金の決勝弾を決め、ポルトガルを初優勝に導いたFWエデル(リール)はロナウドから「君がチームを勝利に導くゴールを決めるだろう」と告げられていたことを明らかにした。
フランスとの緊迫した決勝戦で、エデルがヒーローとなったのは延長後半4分のことだった。相手DFにユニホームを引っ張られながらもエデルがボールをキープすると、ゴールから20メートルほどの距離から右足を振り抜くと、強烈な低いシュートがゴール左サイドを破って1-0と先制に成功し、これが決勝点となった。
ポルトガルにとって主要メジャータイトル初制覇となったが、前半には衝撃のアクシデントが起きていた。フランスMFディミトリ・パイェとの接触でロナウドが左ひざを痛め、涙を流してピッチに座り込む。ロナウドは一度ピッチに戻ったが、同25分に自らベンチに交代を要求する合図を送り、悔しさからなのか、キャプテンマークを投げ捨てて担架で運び出される無念の交代となった。
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