「停滞感もあった」 久保建英が語った中国戦の反省点 森保監督から受けた投入時の“要求”とは?

中国戦の後半から途中出場となったMF久保建英【写真:高橋 学】
中国戦の後半から途中出場となったMF久保建英【写真:高橋 学】

後半28分から途中出場「活性化させて、あわよくば1点という感じでした」

 日本代表は1月27日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節の中国戦に臨み、2-0で勝利した。ベンチスタートとなり、後半28分から途中出場したMF久保建英(マジョルカ)が28日にオンライン取材に応じ、中国戦の反省点とともに、森保一監督から受けた投入時の指示を明かしている。

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 怪我の影響でDF吉田麻也、DF冨安健洋が欠場した一戦は、前半11分に右サイドを抜け出したFW伊東純也がクロスを送った際、中国の選手がハンドの反則。これによりPKを獲得し、FW大迫勇也が決めて日本が先制した。また後半16分には、途中出場のDF中山雄太のクロスから伊東が頭で合わせて追加点を奪い、2-0で中国を下している。

 後半28分、キャプテンを務めたMF遠藤航との交代でピッチに送り込まれた久保は、「時間もあまりなかったし、停滞感もあったので、活性化させて、あわよくば1点という感じでした」と振り返る。

 スタート時は4-3-3システムだった日本は途中から4-2-3-1システムへ移行しており、久保は2列目中央のトップ下に入った。「入る時から4-2-3-1のトップ下。最初は右サイドにスペースが多かったので落ちていた感じです。昨日の相手で、あの時間帯だったら、もう少し強引にいってもいいかなというのがあります。反省点はそれくらいです」と語った。

 日本が2-0とリードしている状況で投入されたなか、「監督からの要求は、トップ下に入って受けて前を向いてくれ、ということを言われました」と口にしている。彼我の戦力差、試合展開なども踏まえ、強引なプレーの少なさを反省点に挙げた久保だが、顔を出しながらリズムを作り、ゴールまであと一歩という場面も創出しており、限られた時間のなかで存在感を示していた。

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