泥臭いストライカーが覚醒へ なでしこ植木理子がグループリーグで掴んだ自信と“意欲”
決勝トーナメントで誓うさらなる活躍
今大会が始まるまで代表無得点だった植木。初戦のミャンマー戦(5-0)のゴールはチームを勢いづかせるだけでなく、自分自身のプレッシャーも、いくぶん緩和した。
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「もともと自分は“緊張しい”なので、初戦も、今日の試合も、最初は緊張していたんですけれども、やっぱり、1ゴールを決めているというのが、自信にもつながっていますし、今後、もっともっと活躍したいという気持ちはあるので、そこへの1歩として、今日、ゴールを決められたことは良かったと思います」
現在の調子をキープするだけでも十分にも見えるが、ベスト8以降、さらに相手は強くなっていく。
「チャンスの部分で言えばまだまだたくさんありますし、自分がゴールに一番近いところにいる選手。グループリーグを突破し、ノックアウトステージに進んだことで、よりタフなゲームが多くなりますし、よりゴールという部分に価値が出てくると思っているので、そこに関わっていきたいと思います」
自他ともに認める「泥臭いストライカー」が、なでしこジャパンを力強く牽引し始めた。