EUROの「勝ち組」と「負け組」を英メディアが選出 最も期待を裏切ったのは…
バイエルンから3人も「負け組」に…
4人目はバイエルンのオーストリア代表DFダビド・アラバ。FIFAランク10位に躍進して臨んだEUROだったが、オーストリア代表はグループステージでわずか勝ち点2に終わり、「大きな失望となった」とレポートされている。バイエルンで様々なポジションをこなすアラバは、マンチェスター・シティ新監督の恩師ジョゼップ・グアルディオラ氏から「神」と讃えられたが、今大会での早期敗退によって「過大評価」のレッテルを地元メディアから貼られてしまったという。
5人目もまたバイエルンの選手で、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが不名誉な選出となった。2014年ブラジル・ワールドカップでは5ゴールを決めたが、今回のEUROは無得点に終わった。「ボールタッチ、フィニッシュは自信を喪失していた」と批判されている。
今回の格付けにはバイエルンの選手が4人も登場している。勝ち組は新加入のサンチェスのみ。ドイツ二冠を達成したシーズンの蓄積疲労も、名手の働きに影響したのかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images