EUROの「勝ち組」と「負け組」を英メディアが選出 最も期待を裏切ったのは…
期待ハズレの筆頭はトットナムコンビ
3人目はアイスランド代表のナントFWコルベイン・シグトルソン。フィジカルの強靭さに加え、ボールタッチの柔らかさを誇るシグトルソンは、16強でイングランド代表を敗退に追い込むゴールを決めるなど、世界を驚かせた小国の8強躍進の立役者となった。
4人目は今夏バイエルン・ミュンヘンに移籍したポルトガル代表MFレナト・サンチェス。18歳の若さでベンフィカからドイツ王者に移籍した新鋭は、ポーランド戦でゴールを決めるなど活躍。「身体能力を見せつけているが、プレーの判断力は10カ月前ではなく、10年前に代表デビューを果たした選手のようだ」と指摘されている。
一方、「負け組」の筆頭には失意の16強敗退となったイングランド代表のトットナムコンビが不名誉な選出となっている。
FWハリー・ケインとMFデレ・アリの若き2人は、期待値が高かっただけに「単純に活躍できなかった」と一刀両断にされている。プレミアリーグ得点王のケインはセットプレーのキッカー役に抜擢される謎の采配によって話題になったが、全体的にプレー精度を欠き批判を集めた。
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドスキも、負け組とされている。「最も脅威的なストライカー」との前評判で大会は開幕したが、5試合でわずか1ゴールに終わっていた。だが、レバンドフスキはゴール以外の能力の高さを示したとも分析されている。