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バロテッリのイタリア代表復帰に悪童カッサーノが言及 「ポジティブになり得る」
シティ時代の恩師でもあるロベルト・マンチーニ監督がW杯プレーオフを前に招集
イタリアサッカー連盟(FIGC)は1月24日、3月に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)ヨーロッパ予選プレーオフに向けたトレーニングキャンプの招集メンバー35名を発表した。そのなかにトルコ1部アダナ・デミルスポルに所属するFWマリオ・バロテッリの名前があり、大きな話題を呼んでいる。元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が反応したコメントを、イタリアのサッカー専門メディア「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。
ロベルト・マンチーニ監督の率いるイタリア代表は、W杯ヨーロッパ予選グループCの最終節で首位から陥落し、2位となってプレーオフに進出することになった。プレーオフでは、準決勝で北マケドニア代表と対戦。勝利すれば、ポルトガル代表とトルコ代表の勝者と、W杯出場を賭けて対戦する。
前回のW杯予選でもプレーオフに回ったイタリアは、スウェーデン代表に敗れて60年ぶりにW杯出場を逃していた。同じ轍を踏まないために、イタリアは3月のプレーオフに向けて短期合宿を行う。今回、その合宿メンバーにバロテッリが招集されたのだ。
若い頃から、そのとてつもない潜在能力が評価されていたバロテッリだが、ピッチ内外で見せる奇行も大きな注目を集めた。同じように素晴らしい才能を持ちながら、ピッチ外でも大暴れして「悪童」と呼ばれた元イタリア代表FWカッサーノ氏は、バロテッリの代表復帰を前向きに捉えているようだ。
「私は、マリオが体重をしっかり落としたことを知っている。それに何より、彼はとても良くやっているよ。現在はアダナ・デミルスポルの監督を務めていて、彼を指導しているビンチェンツォ・モンテッラによく話を聞くけれど、良いことを言っていた。彼の選出はイタリアにとってもポジティブになり得るね」
今季、トルコで公式戦21試合に出場して9得点5アシストという数字を残しているバロテッリ。2018年9月のUEFAネーションズカップのポーランド戦(1-1)で通算36度目の出場を果たして以来、離れていたイタリア代表で、再び輝きを放つことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)