久保建英は「シナリオの変更が必要」 レアル専門メディアが“次なる一手”を推奨「マジョルカは小さすぎる」
来季より大きなクラブへの期限付き移籍に出る可能性を指摘
スペイン1部レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍している日本代表MF久保建英は、前半戦で負傷に苦しみながら、ここまで公式戦14試合に出場して2得点2アシストを記録している。しかし、レアル専門メディア「Defensa Central」は、「シナリオの変更が必要」と、レアルで主力になるためには現状では難しいという見通しを報じている。
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2019年にレアルに加入した久保は、外国籍選手枠の問題もあり、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへとレンタル移籍が続いている。
今後、ブラジル代表FWロドリゴ、ブラジル代表DFエデル・ミリトンが、スペイン国籍を取得できる見込みだが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペやドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得も噂されるレアルで、久保がトップチームに定着するためには、国籍の問題が解決するだけでは不十分だとしている。
記事では、「久保はマジョルカにフィットしている。だが、クラブは1部残留争いに苦しんでいるうえ、そこで絶対的な先発にも定着できていない。マジョルカは、彼には小さ過ぎて才能を発揮しきれていない」として、「シナリオの変更が必要」と見出しを打った。
そして、レアルが来季はより良いレンタル移籍先を見つけると報じ、イタリア1部ACミランへレンタル移籍して主力になったスペイン代表MFブラヒム・ディアスのようになることを求めた。
「(ジネディーヌ・)ジダン前監督の提案を受け入れてミランへ行き、そこでスター選手となった。現在、スクデット争いをしており、来季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーできる可能性もある。久保も、ブラヒムの足跡をたどり、スポーツ面でより良いプロジェクトをもたらすチームで、白いユニフォームを着るチャンスを増やすべきだ」
来季、報じられている補強が実現すれば、一気に世代交代が進むことになるレアル。久保は、新たな時代に突入しようとするクラブで居場所を作ることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)