俊輔の元同僚MFが不屈の闘志でカムバック! 急性白血病を乗り越えアストン・ビラで実戦復帰

セルティックで共闘したペトロフが、病を乗り越えピッチに帰還

 急性白血病のため、2013年に5月に現役を引退していた元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフが、古巣アストン・ビラで驚きのカムバックを果たした。公共放送「BBC」をはじめ、英メディアが一斉に報じている。

 現在37歳のペトロフ氏は06年からアストン・ビラでプレーしていたが、12年3月に急性骨髄性白血病と診断された。その後、治療を続けたが復帰は叶わず、13年5月に現役引退を発表。1999年から06年まではスコットランドの名門セルティックでプレーしたこともあり、横浜F・マリノスの元日本代表MF中村俊輔とともにプレーしたことでも知られている。

 その後、ペトロフは14-15シーズンにアマチュアチームで構成された「サンデーリーグ」のウィチョール・ワンダラーズでもプレーを再開。さらに「もう一度、より高いレベルでのフットボールに挑戦すると決めた」と、4月にプロとしての現役復帰を宣言していた。

 9日に行われたオーストリア6部・GAKとの親善試合に後半から出場。復帰に向けた大きな一歩を踏み出した。アストン・ビラのユニホームを身にまとい、2012年3月以来となる実戦の舞台に立った。

 

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